Quantcast
Channel: YU@Kの不定期村
Viewing all articles
Browse latest Browse all 177

136万人が2015年に読んだ不定期村ブログ記事ベスト10

$
0
0



こんにちは、YU@K(@slinky_dog_s11)です。

おかげさまで、当ブログは2015年にとても多くの方に読んでいただけました。アクセス解析のGoogleアナリティクスを導入したのが2015年7月上旬だったので約半年間の数字にはなりますが、ユニークユーザーが136万、ページビューが273万という結果でした。年の後半からアクセスが伸びてきたし前半は大きなバズりも無かったので、年間成績はこの1.5倍くらいかな …とも思いますが、まあ見えない数字を予想しても仕方ないので無かったことに。半年間の結果を基に、読まれた記事をページビュー順にランキング形式で紹介、TOP10を発表します。(タイトル横のパーセンテージは全体のページビュー数に対する割合)





10位『ネットや世間が何と言おうと俺はマクドナルドを食べ続けたい』(1.7%)

マクドナルドに対する己の愛情をひたすらに書き綴った記事。検索ではサッパリだったけど、主にTwitterで息長く拡散された。コメント欄には元従業員を名乗る方からの感謝の言葉が舞い込むなどビックリな出来事も。普段はブログでの一人称は「私」なんだけど、これについては意図的に「俺」にした。少なくともその勢いだけは伝わった結果だと思われる。が、それでもたったの1.7%。





9位『レンタル店でマイナンバーを求められた際の対処法(会員証・ポイントカード作成時の注意点)』(1.9%)

自分のメモ用に書き残したつもりだったけど、あれよあれよと拡散されていって驚いた。マイナンバーに対する漠然とした危機感や不安が盛り上がっていた時期だったので、その辺りに上手く響いたのだろうか。実際に私の家にもマイナンバーは届いたのだけど、個人番号カードは申請しないまま…。だって必要に迫られないもんなあ、現状。これも一時的なバズりで、検索ではほとんど稼げていない。





8位『むしろ“100点満点”の原作実写化。映画「イニシエーション・ラブ」(ネタバレなし+あり 解説レビュー)』(2.0%)

これは完全に検索流入勝ちのパターン。というか、それを狙って書いた。騙しの構造を持つ映画であることは前々から宣伝されていたけど、それ自体は結構な一発ネタでやり逃げ出来たのが原作小説。だからこそ「映画はわざわざ観に行かないかもしれないけどあの原作のトリックがどう映像化されているのかは気になる」という層を狙って書いた。その層に訴求できるキーワードをかなりわざとらしく全編に盛り込んだけど、その成果あっての安定のアクセス。「“映画レビューは二度読まれる”の原則」(公開時とソフト発売時)もしっかり効いた。





7位『三谷幸喜ファンがネタバレ込みで「ギャラクシー街道」の地獄をとことん解説する』(2.1%)

これも検索流入が強かった。今では少し反省しているが、おそらくこの映画についてネットで一番喚いていたのは私だろう。例のTogetterからの波がすごかった。でもその感情自体を翻すつもりは今でも全くない。どう考えてもダメすぎて映画と呼びたくない映画だ。しかし、どんなにダメな作品でも「ダメと評すること」と「ネタバレ込みで評すること」は階層の異なる話であり、「直接的なことを書かずにダメと言われても分からないな~」という見当外れな意見に対して「ほんなら自分のブログで全力で書いてやるよオラ!」って流れで書いたらこんなのになっちゃった。





6位『どうして「体育の授業」のおかげでスポーツが嫌いになってしまうのだろう』(3.1%)

これは完全なバズり型。はてなブックマークで400近くいったのには驚いた。デリケートな話題なので下手に書いたら燃えそうだなぁ、と思いつつキーボードをカタカタしていたが、結果としてほとんどの人がしっかり私の主張を汲んだ上で意見を発してくれて、寸分違わず伝えられたことにまずは何より。「意図的にリア充集団に揶揄されたんだが」という声もちらほらあったけど、それは私の言いたかった「体育という授業システムの問題点」だけでなく「いじめ」を絡めた複合型なので(むしろこっちが主題になってしまう)、この記事内では意図的に除外しています。





5位『YU@Kの不定期村』(3.9%)

5位にブログのトップページ。これは嬉しい。つまり、「トップページをブックマークして定期的に読みに来る人」や「ひとつの記事を読んで興味を持ったからトップページを開いてみた人」が多かったということ。大変ありがたいです。





4位『吹奏楽界に激震走る!長崎県の活水高校を指揮する藤重佳久先生、就任からわずか5ヶ月で全国大会へ』(4.1%)

完全な検索流入タイプ。これもちょっと反省するくらいにタイトルが検索狙いで嫌らしいのだけど、書きたい内容は嘘偽り一切なし。2015年は映画「セッション」も話題になったけど、音楽の世界は日々の努力や鍛錬が何よりも大事なのに、それを一気に飛び越える珍事や運が割と頻繁に発生する、そんな狂気の世界だからこそ怖い。主に九州高校吹奏楽の勢力図が一気に塗り替わった夏・秋だったけど、来年はどういう結果になるんだろうか…。あと私は観ていないのですが、「響け!ユーフォニアム 」というアニメでも似たような出来事があったらしく(いきなり金賞や代表を勝ち取る)、その界隈で「アニメじゃない!ホントのことさ!」と拡散されたのも大きかった。





3位『なぜ「セッション」のラスト9分19秒は素晴らしいのか? ~血とビートの殴り合い、恫喝の向こうの涙』(4.3%)

今年最も読まれた映画レビュー記事。観た後に興奮のまま一気に文章を書き上げ、しかしどうせなら検索流入を狙おうと思いタイトルを工夫した。ラストの展開がエモーショナルで殺人的でしかも言語による説明がほぼゼロのまま進行するので、観終った後に「うわっ!なんだこれ!」という抽象的な感情を持った多くの人がレビューを求めて検索するはず…。そんな人に響くようにキーワードを散りばめたので、結果がちゃんとついてきた。自分でも他のレビューに比べて思い入れが強い文章だけど、読み返しても作品の熱が思い出せるので気に入っている。(熱い自画自賛)





2位『なぜ彼氏や夫はパートナーがいながら「エロ本」「AV」を隠し持つのか? その理屈と男女の認識差を解説する』(5.9%)

完全な一点突破バズり型。記事をアップした直後からTwitterで驚異的に拡散され、記事タイトルの一部がトレンドにまで載ってしまう始末。これまた前述の「体育」に続き非常にデリケートな話題なので、断定を避けつつあくまで個人の考察であることを強調しながら、推敲に推敲を重ねた後に公開した。結果として男女ともに多くの方から「なるほど」の声が多く、書き手冥利に尽きた。あと、「この理屈なら浮気や風俗の矢印も別方向に存在し続けるじゃないか」というお怒りのコメントがいくつかあったのだけど、最後に書いたようにそれを理性でコントロールするのが“まとも”な男なのだと思いますよ。





1位『実写映画「進撃の巨人」がどう考えても炎上必至で相当に面倒くさい理由と6つの火種』(7.9%)

検索流入ってすごいねぇ。この記事、主に実写版進撃が公開された8月上旬“のみ”の記録です。しかし書いたのは6月なんです。数ヶ月前から「この映画は色んな意味でヤバいぞ…」と映画・特撮好きとして特殊な臭いを嗅いでいたので、半ば預言のように輪郭をピックアップしたのだけど、終わってみるとベクトルの読みは合っていたがその伸びは予想をはるかに超えていたなあ、と。これ、1年かけて「シン・ゴジラ」に類焼しそうなので個人的にはまたもや頭を抱えている。とはいえ映画自体は大好きなので、前後編ともBlu-ray買う気満々です。


※※※


改めて数字を集計してみると、読まれた記事トップ10の累計PVをかき集めても全体のたった36.9%、過半数には全く届かない結果になった。つまり一部の記事に頼ることなく、ブログ全体として割と万遍なく読まれた結果なのかな、と。「ブログの地力」とでも言ってしまって良いだろうか。嬉しいことです。

ブログを太く強く育てる方法』でも書いたけど、ブログは多段的に攻めないとアクセスは伸びないと思っている。つまり、「検索流入を狙う記事」と「バズを狙う記事」、そのどちらも書かなきゃならないということ。前述のランキングでも一目瞭然だけど、バズってもそれはよっぽどじゃないと検索には勝てない一時的なもの。しかし、バズりは自分のブログを知ってもらう機会としては大きいし、固定読者に繋げやすい。落とし所として、「自分の書きたい内容を自由に書いた後に検索に強くなるようコーティングする」という『「収入0円の月間50万PVブログ」を片手間で作る5つのアクセスアップメソッド』で書いた方法論がベストなんじゃないかと。もっと露骨にやれば数字だけは取れるけど、それは面白くないしね。

そんなこんなで、2015年の総括のような記事でした。2016年も自由に気ままにやっていきますので、よろしくお願いします。


(オススメ記事)
不定期村が選ぶ2015年映画ベスト10 ~遥か銀河の彼方で殺し屋と忍がドラムを叩くデス・ロード!
【御礼】当ブログの電子書籍が1週間で2,000部以上売れました。


▼映画レビューやエッセイを全21編+総勢12名による挿絵20点以上を収録した無料電子書籍、発売中。詳細はこちら



※映画・特撮の感想(レビュー)など、全記事一覧はこちら
【Twitter : @slinky_dog_s11 】【はてなブックマーク : slinky_dog_s11 】【LINE : @fgt3013f

【過去記事】
意外と尖っていなかった「ゲスの極み乙女。」を舐めてかかって舐め回された話
開始15分のエッセンスと驚きの軽量化。「パシフィック・リム」が魅せる混濁した未来(サンプル)
窪田正孝主演 ドラマ版「デスノート」とは一体何だったのか【週刊デスノーザー増刊号】(サンプル)

Viewing all articles
Browse latest Browse all 177

Trending Articles