こんにちは、YU@K(@slinky_dog_s11)です。
先日、はてな匿名ダイアリーに『ラノベアニメ長文タイトル率』というものが投稿されていた。私はラノベアニメ、または深夜アニメを熱心に観る方ではないので、この界隈には全く明るくない。しかしそんな私の目にも「最近のアニメのタイトルは長い」という意見は頻繁に入ってくるので、そういう声がある程度あるのは確かなことなのかな、と感じる。ということで、気になったものは実際に調べてみるに限る。尚、重ね重ねだが私は何かしらの意見を語れるほどこのジャンルに詳しくなく自信もないので、考察的なものを一切省き、ただ単に数字データを算出するのみに徹することにする。むしろ、詳しい方にこのデータを読み解いて欲しいと思っている。
手頃な一覧が見つからなかったので、Wikipediaで仕方ないと嘆きつつ『ライトノベルのアニメ化作品一覧』のページを参考。1985年の「ダーティペア」から2015年「新妹魔王の契約者 BURST」時点までの累計258作品のタイトル文字数を集計(全角半角記号、全く区別せず)。年代ごとに平均文字数を出してグラフにしてみた。また、参考までに作品数の推移も一緒に載せている。
2000年だけが飛び出しているのは、「ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom」が29文字を記録している結果(ちなみにこれが歴代最長タイトル)。全体の傾向を見ると意外とグンと文字数が伸びている訳ではないのかな、と思いつつ、作品数の急激な伸び具合の方に目が留まる。04~06年、10~13年あたりの増加傾向がすごい。むしろこんなにも作品数自体が増えてしまっては平均を出しても分母に差があり過ぎて意味が無いのでは、と思い立ち、取りあえずこの258作品における作品タイトル文字数の平均を出してみることにした。
平均は、10文字(正確には10.0091440513403文字)。これを使って、「平均である10文字を超えるタイトルを持つ作品の数」もついでに算出してみた。上のグラフに更に加えたのが、以下のものである。非常に分かりやすいというか、作品総数と同じ動きをしている。
じゃあこの数字がラノベアニメ史としてどうなんだとか、そういうことは前述のとおり私からはノータッチ。ググって身に付けた付け焼刃の知識でそれらしく語っても意味がない(むしろそこに詳しい方からすればこのデータの算出方法自体がよくないとかあるかもしれないけど…)。ちなみに今年(2015年)の最長タイトルは「俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件」(26文字)。次点で「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」(25文字)。
最後に、対象にした作品と文字数を一覧で載せて終わりにする。
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