こんにちは、YU@K(@slinky_dog_s11)です。
ついに始まった「仮面ライダーゴースト」。毎週Twitterで書いた感想をペタペタしつつ気楽にまとめていくレビュー&感想連載企画「週刊ライダー時評 ゴーストウォッチメン」も今週から開始。一年間ちゃんと続けられるように頑張ります。企画の趣旨はこちらでどうぞ。
1話は、かなり堅実な作りだったなあ、と。もうちょっと爆発力や派手さが欲しいのが本音だけど、大きなツッコミどころも粗もなく、かなり世界観と雰囲気を作り込んできてるな、といった印象。何より「こういうバランスと雰囲気でやりたい」という作り手のスタイルがちゃんと伝わってくるというか、「なるほどなるほど!」と楽しんで観れるあたりが好感触。
【目次】:【予告】<【1話】>【2話】
■第1話「開眼!俺!」(2015年10月04日放送)
主人公・天空寺タケルは幼い頃に父親を亡くした英雄好きの青年。父の最後の言葉は――“英雄の心を学び 心の目を開け”。10年が経ち18歳の誕生日を迎えたタケルに亡き父から眼魂(アイコン)が届いたことから運命が動き出す。眼魔(ガンマ)と呼ばれる見えない存在が見えるようになり、仲間を守るために戦うもあえなく命を落とす。死の淵でタケルが出会ったのは自らを仙人と呼ぶ不思議な存在。仙人から仮面ライダーゴーストとして戦う力を得てこの世に戻ってきたタケルだが完全に生き返ったわけではなく“条件”つきでゴーストとして甦ったのだった。
再び消えるまでの時間は99日。生き返る条件は“英雄の眼魂を15個集める”こと。戦う敵はアイコンを狙って怪事件を起こすあの世の存在――眼魔。「俺はもう後悔しない。俺が皆の命を守る」英雄の力を身に纏い運命に立ち向かう!
脚本:福田卓郎
監督:諸田敏
「仮面ライダーゴースト」1話。ハチャメチャな設定を手堅くまとめた意外にも堅実な作り。今後も増えていくフォームチェンジに、ちゃんと主人公の信念と親父との物語があるのが良い。陽性ながらも締める所はシビア。これは誰でもないタケル自身が命を燃やして「偉人」になっていく物語なのかな...。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 3ゴースト1話、かなりテンポ良く雰囲気も分かりやすく手堅いまとめ方だったんだけど、一言で言うと「爆発力不足」な感じは否めなかったかな。まあ、ドカンドカンと見せるよりはちゃんとしたストーリーの積み重ねでジワリと感じさせるベクトルなのかな、とは思う。押さえてるポイントは大真面目だし。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 3「命を燃やす」とはつまり「信念を持って生き切る」ことだと思うけど、タケル自身が仮面ライダーゴーストとして信念を貫くことができるのか。例えば15の眼魂を手に入れて願いが叶う瞬間に幼馴染が死んだとしたら、彼は自分と彼女のどちらの命を救うのか。タケルの信念を見極める1年になりそう。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 3仮面ライダーゴーストは黒とオレンジのスズメバチカラーが強さとかっこよさを想起させるよね。男の子の好きな色ですよ。
— アオツカヒロ (@blue2hero) 2015, 10月 3「竹中直人の使い方」を心得てる人たちが作ってるのは分かった。 pic.twitter.com/CxDg0XQ0xO
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 3仮面ライダーゴースト第1話如何でしたでしょうか。今回もゴーストそして各魂を担当しております。今回ゴーストスーツの見所の1つはやはり「発光スーツ」。ファイズとはまた違ったアプローチで発光させてます。そして英雄偉人達のイメージをデザイン化したゴーストチェンジ。今後も色々な偉人が登場→
— 山口純一 (@junichi_yama) 2015, 10月 3→しますのでお楽しみにです。今年はアトリエで毎日、英雄偉人達の名前が飛び交っておりますw
遂に放送開始した「仮面ライダーゴースト」どんなドラマになって行くのかどんなキャラクターが登場するのか、新しい1年、命、燃やして頑張りますので応援宜しくお願いします。
#仮面ライダーゴースト
竹中直人はシリアスとコミカルを両方併せ持ってる人なので、こういう狂言回しと設定解説のポジションに持ってくると無敵なんだよね。説明過多になりそうなところに絶妙に緩急が付けられるし、出てくるだけで画面が賑わう。敬意を込めて「雑な大御所」だと思う。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 3ゴーストで面白そうだと感じたのは「偉人の力」をただ使うだけじゃなくちゃんとストーリーと絡めてくれそうな部分。親父から貰った剣豪の刀のツバに憧れていた青年が、その憧れの魂をまとい、剣技の敵と海岸でさながら巌流島バトル。来週も「発明」がストーリーのテーマらしいし、この辺は期待したい。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 3ゴーストの主人公の演技は、まあ今の段階では色々とアレなんだけど、怯えながらも芯のある声の表情は電王当時の佐藤健を思い出した。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 3ゴースト、シリアスな面とギャグパートの配分とか、全体のリアリティラインの線引きとか、まとめ上げ方がなんとなく自分の中でダブルに近いなあと妙に期待値の上がる感覚がある。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 3ゴーストで今後活かされそうなのが、「親父は何らかの仮面ライダーの力を持っていた?」という部分と、「"ゴースト"は99日しか生きられない」という背景が敵サイドにも共通なら面白そうだな、と。眼魔たちも99日の命を燃やしながら攻めてくるというか、後がない者同士の抗争っぽさが良い。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 3まあ、ゴースト1話の明確な不満点は、せっかく主題歌が流れたのに微妙にボリューム小さいしいつの間にか始まった感じだったこと。そこはもっとガツンとさあ...。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 3ゴーストはマスクがシンプルだからこそアップ面じゃないアクション面だと透明度が低くて悪い意味でのっぺりに見えちゃうな。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 3ゴースト1話は総じてよかったんだけど、主人公に「みんなの命を守るために戦う!」まで言わせちゃったのが不満といえば不満。
— 横須哲斗 (@owustet) 2015, 10月 3「みんなの命」はちょっと早かったかもね。まだ現段階では、あの二人を救いたい、くらいで良かったかも。まあヒーロー番組にこういうこと言うのも無粋ではあるんだけど。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 3ハットの謎の男も「偉人の遺物」(この場合は武器)を使って素体眼魔に能力をまとわせているので、敵味方共に「素体+何か」パターンなんだろう。敵怪人がやられた時にパーカーが浮き上がるカットもあったし。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 4アカリは年上の幼馴染ポジションで超絶リケジョ。昨年の霧子に続いてお姉さんタイプ。男性陣の中にいても見劣りしない身長の高さと安定感のある演技がいいね。あまりヒロインヒロインしていないけれど、今後タケルとの恋愛はあるのかな? 死んだ者を導く「灯(アカリ)」になれると面白そう。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 4しかし眼魔の目的がいまいち分からないのは微妙かも。いや、眼魂の争奪戦なのは分かるんだけど、だったら遊園地や郵便配達員を襲う意味がよく分からない。定型的な敵怪人としてのノルマ描写ではあるんだろうけど。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 4タケルの親父は自分がゴーストハンターとして常に死と隣り合わせの生活をしていたからこそ、偉人の本を息子にプレゼントしたのかも。死に際の「英雄の心を学べ」という台詞からも、タケルにとって偉人たちは自分を導く父親代わりでもあるのかな。彼にとっての父親の背中は世界中の偉人なのかも。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 4タケルは親父の後を継いでゴーストハンターになりたくて修行を重ねてたけど、でも肝心のゴーストが見えなくて半ば挫折していた。だから「皆の命を守る」というヒーロー然とした心構えだけは親父からすでに受け継いでいて、それこそ「覚悟」は完了していたのかも。後は「レッツゴー」するだけ状態。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 4とはいえそれならそれでタケルが「皆の命を守る」に至るプロセスをもうちょっとだけ重く見たかったかなあ。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 4眼魔死んだらアイコン砕けてたしやっぱりタケルは眼魔と同じような存在になったってことでいいのか?
— アイドル忍者もやし (@moyasi_you2) 2015, 10月 4カイガーン!
2016年発売PS4/PS3/PS Vita「#仮面ライダー バトライド・ウォー創生」サイトに、本日第1話が始まった仮面ライダーゴースト 天空寺タケル役 西銘駿さんから直筆メッセージ掲載!!→ http://t.co/A2xstUtpWp
戦闘員もちゃんとパーカー被ってるのが新鮮で良かった。「偉人になりきれない半端者の魂」でも被らされてるのかな。 pic.twitter.com/S74XvUm8m6
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 4仙人が「お前はやはり眼魔と戦う宿命を背負っている」と言うあたり、仙人とタケル父の関係が気になる。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 4竹中直人の仙人はのだめのシュトレーゼマン好きとしてはたまらん。 pic.twitter.com/O3iQkpTOWk
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 4ワイヤーアクションの遠心力による「ワイヤーっぽさ」を逆手に取ったゴーストの浮遊アクションは中々個性的で面白い。フォーゼで坂本監督がやっていた噴射アクションを思い出す。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 4仙人は軽いキャラしてるけど、実は先代のゴーストで眼魂15個集められなくて生き返れなかった みたいな設定が後から判明して泣けるやつかもしれんな。普通に実体化して攻撃してくれたし基地に常駐するみたいだけど。まぁアイテムの作成者が身近にいると販促に便利っていうのはここ最近の流れだしね
— チョコベビー(一粒づつ食べる) (@YG426) 2015, 10月 4しかしバイクの登場はちょい唐突だったな...。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 4「武蔵は100人相手に戦ったんだぞ!」「お前は武蔵ではない!」、からの武蔵ゴーストはベタだけど熱い。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 4敵を倒したり斬りつけた時の墨汁飛び散り描写はいいなあ。もう血は出ない死者同士の戦いという意味でもある。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 4エジソン魂のこの妙な少年っぽさが好き。 pic.twitter.com/RaHsixgsiG
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 4思ってたよりかなりハッキリと変身前の素体を見せてくれたのは面白かった。しかも初見せはわざわざ夜にして電飾アピールまで。しかしオレの魂は眼魂に宿ってる訳だし、この素体はただの骨と肉のゾンビのようなものだよな...。 pic.twitter.com/xDB1jjMThq
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 4ヒヒヒ pic.twitter.com/3httNGjfou
— アキラ (@AKIRA826) 2015, 10月 4平成ライダー16作目にしてニューフェイスなスタッフが多い「仮面ライダーゴースト」が、シリーズの新しい魅力を見せてくれることを願ってます。
【目次】:【予告】<【1話】>【2話】
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【過去記事】
・映画「アントマン」のここが惜しかったからお茶をください角砂糖は結構です!
・【総括】仮面ライダードライブが体現した平成ライダーの限界とはなにか
・法律は処世術までは教えてくれない
・映画の宣伝が客を「切り捨てる」ということ