こんにちは、YU@K(@slinky_dog_s11)です。
今回は放送当日に外泊していてゆっくり感想が書けなかったのだけど、基本的には良く出来ていたというか、多い要素をバラエティ豊かにまとめているな、という印象。まあ、「抱擁して洗脳解除」が明確に謎能力として描かれだしたのはちょっとどうにかしようぜ、というのはある。1話完結の中で販促も含めた「TO DO リスト」を消化する際に、どうしても人間ドラマが尺の犠牲になりがちなので、それならいっそ“説得ターン”を謎能力で簡略化してしまおう、と。目的はとっても分かるのだけど、それならそれで謎能力の説明が欲しいし、現状「一度命を失ったタケルだからこそ説得できる」というメンタル寄りの描写が多いから、余計に能力化が浮いて見えてしまう…。
とはいえ、“いかにも”な2号ライダーことスペクターが出てきたのは(良い意味で)笑ったし、死んでいるとはいえ何の躊躇いも無く巨大な岩に潰される選択ができてしまうタケルのクレイジーさとか、一方で、ノブナガより浮く街を優先する&オッサンにも抱きついて涙するというタケルの“命”の捉え方とか、割と丁寧に積み上げる部分は積みあげてるなあ、と。謎抱擁があるとはいえ、1話完結でこれだけのパズルが毎週それなりに組み上がっているのは結構すごいんじゃないかと素直に感じる。
前々から言ってるけどもうちょっとケレン味が欲しいのが本音で、それはスペクターが持ち込むハードなドラマに期待したい。
【目次】:【3話】<【4話】>【5話】
■第4話「驚愕!空の城!」(2015年10月25日放送)
「人の命で遊ぶなんて絶対に許さない!」
シブヤとナリタは願いを叶える方法を教えてくれる男の噂を聞きつけるが、アカリは「噂なんて実体がない不確定な要素の塊よ」と一蹴する。そんな中、大企業の千石コーポレーションの社員・黒田から社長が急に人が変わったように横暴で冷たい人間になり、時を同じくして関連会社で物が浮いたり不可思議現象が起きていると依頼が入る。
千石コーポレーションを訪れたタケルが目にしたのは、ある武将からの手紙と社長の羽柴の傍につき従う秘書・佐久間の異様な雰囲気だった。そして関連会社を調べていたアカリとオナリはとんでもない事態に巻き込まれる。そして現れるもう一人の仮面ライダー。仙人曰く、今回の偉人は「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」。
再び消え去るまでの時間は88日
残り12個の眼魂(アイコン)を集めろ!
脚本:福田卓郎
監督:山口恭平
仮面ライダーゴースト4話。凄まじい物量を30分弱にそれなりに収めたのは素晴らしい。サクッとドライブとの邂逅が正史化していたり、スペクターの横槍など、サプライズも興味深い。信長になぞらえたストーリーも良いのだけど、しかしゴーストホールドで一発解決というのはパターンになるのか...。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 24仮面ライダーゴースト4話。凄まじい物量を30分弱にそれなりに収めたのは素晴らしい。サクッとドライブとの邂逅が正史化していたり、スペクターの横槍など、サプライズも興味深い。信長になぞらえたストーリーも良いのだけど、しかしゴーストホールドで一発解決というのはパターンになるのか...。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 24ノブナガスペクターかっこいいけどその高いところまで手が届きますみたいな武器なんなの? #ghost #nitiasa pic.twitter.com/0qDnOcvILA
— 辰矢 (@tatuya031200) 2015, 10月 24カブトの時に「クロックアップによりもしかしかたら仮面ライダーは我々のすぐ身近で戦っているのかもしれない」という製作陣の言葉があったけど、今回のゴーストはそれをそのまま映像にしてみせた。街を行き交う人混みの中で戦う存在達は、良い意味で妙な臨場感があった。ごっこ遊びにも良いね!
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 24仮面ライダーゴースト第4話視聴ありがとうございました。 ニュートン魂如何でしたでしょうか。ドライブ劇場版で初登場でしたがダウン状のパーカーが可愛いですwそしてもう一人のライダー、次回からの活躍をお楽しみにです。ちなみに来週ゴーストの放送はおやすみです。第5話は11/8放送です!
— 山口純一 (@junichi_yama) 2015, 10月 24冒頭の「命燃やすぜ!」のナレーション被せに始まり、ニュートンで落ちる街を制御した後に躊躇なく潰れたり、タケルの戦闘時のアフレコが劇的に進化してきてたり、4話は割と細かい見所が多かった印象。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 24タケルの性格が「無垢な子供だけど芯は通ってる」というベクトルで描写されてるのは良いと思う。というのも、あの透過能力は犯罪や悪戯がやり放題だから。でもタケルは調査と戦闘以外では使わないし、使いそうにもないことが観ていて伝わる。初期設定から逆算してこの性格になったのかもしれない。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 24男相手にもちゃんと抱きついて泣いてたのはちょっと褒めたくもあったぞ、タケル...。いや、そのホールドの効能はよく分からんのだが。ちゃんとオッさんにも泣けるのは良かったと思う。
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 24しかしこの圧倒的な「最初は対立するけど後からデレて仲間になるよ」感...。平成ライダー観てるなあ、って感じだった...。 pic.twitter.com/T7f6z196b3
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 24スペクターのマスクは、西洋のお化けをモチーフにしているゴーストの亜種ながら、今度は東洋の鬼になってるのが面白いよね。 pic.twitter.com/qIr23OhxmR
— YU@K (@slinky_dog_s11) 2015, 10月 24ニュートンアイコンにおける「ゴーストとドライブの時系列問題」については、結構この手のあやふやは前々から発生していたことだなあ、というのが正直な感想。東映の線引きは、「各イベントは時に時系列を無視して緩く繋がるけど、面識だけは明確な正史です」…あたりなんだろうなあ。
【目次】:【3話】<【4話】>【5話】
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【過去記事】
・三谷幸喜ファンがネタバレ込みで「ギャラクシー街道」の地獄をとことん解説する
・「WATCHA」、それは感覚を先回りする映画レビューアプリ
・大傑作!「ジョーズ19」が放つ堅実かつ挑戦的な次世代サメ物語(ネタバレ+解説レビュー)
・【総括】「NARUTO」全73冊+映画2本+傑作「BORUTO」を完走したので1万字かけて感想を語り尽くすってばよ!